龍谷大学は京都府と滋賀県にある3つのキャンパスの名称を変更する。キャンパスに新たなコンセプトを掲げ、そのもとで社会課題の解決に向けた共創と挑戦を促進する。あわせて、学部の新設やJR京都駅前(京都市下京区)への新拠点開設も予定している。

 名称変更により、本部がある深草キャンパス(京都市伏見区)が「京都深草キャンパス」に、大宮キャンパス(京都市下京区)が「京都大宮キャンパス」、瀬田キャンパス(滋賀県大津市)が「びわ湖大津キャンパス」となる。

 京都深草キャンパスには文学部(1・2年)、心理学部(1・2年)、経済学部、経営学部、法学部、政策学部、国際学部、社会学部などを設置。京都大宮キャンパスには文学部(3・4年)、心理学部(3・4年)などを置く。2029年には京都大宮キャンパスが150周年、2030年には京都深草キャンパスが70周年を迎えるなど、ともに歴史ある京都に長く根差したキャンパスであり、地域や企業、自治体などあらゆるステークホルダーとの関係性をこの地で深化させる。

 びわ湖大津キャンパスは先端理工学部、農学部に加え、2027年度から体験を重視し次世代の環境人材を育成する「環境サステナビリティ学部」と、応用力を備えた情報人材を育成する「情報学部」を置く※。同キャンパスはJR琵琶湖線「大津駅」から直行便でバス約20分。JR琵琶湖線「瀬田駅」からバス約8分、JR湖西線「大津京駅」から大津駅経由の直行便でバス約30分。京阪本線「中書島(ちゅうしょじま)駅」から直行便でバス約30分という立地。

 また、2028年4月には3つのキャンパスに加えて京都駅前で新拠点「共創HUB京都(仮称)」の運用が始まる。共創スペースと龍谷大学の学生の交流型住居スペースが一体化したイノベーションハブ拠点として、スタートアップ支援型拠点と龍谷大学のサテライトキャンパスなどを備える予定。

 近年の社会課題は環境や経済、健康などさまざまな問題が複雑に絡み合い、単独の組織や一つの学問分野だけで解決が難しくなっている。龍谷大学は、行政と企業、大学、市民が役割を分担して継続的に取り組む「コレクティブ・インパクト」の考え方に基づき、全国初の地域貢献型メガソーラー「龍谷ソーラーパーク」(2013年)、「ソーシャル企業認証制度」(2021年)、「京都市脱炭素先行地域推進コンソーシアム」や、滋賀県の「しがネイチャーポジティブネットワーク」の参画など様々な活動を牽引してきた。今回の3キャンパスと共創HUB京都(仮称)はこの「コレクティブ・インパクト」の拠点として産官学民による共創と挑戦を展開する。

※環境サステナビリティ学部と情報学部の名称は仮称。設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合がある。

参考:【龍谷大学】社会課題解決を推進するため、新たにキャンパスコンセプト「コレクティブ・インパクト・プラットフォーム」を設定-3キャンパスの名称を変更し、多様な人が集い、共創と挑戦の場となることを目指す-

龍谷大学

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龍谷大学は、380年以上の伝統をもち、日本で一番長く教育・研究活動を行っています。京都府と滋賀県に3キャンパスを擁し、約2万人の学生が学ぶ総合大学。創立以来、「浄土真宗の精神」を建学の精神とし続け、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を[…]

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