大学スポーツ協会（UNIVAS）は、河合塾グループの株式会社KEIアドバンスと共同で総合型選抜や学校推薦型選抜等で入学する運動部学生を対象とする「入学前教育プログラム」を推進している。3年目を迎えた2021年度は「スポーツを通した多面的な学び」を紹介するマンガ形式の教材と海外遠征にも役立つ英語教材「スポーツ探究英語入門」をラインアップに追加し、入学前だけでなく、入学後も運動部学生のデュアルキャリア形成を支援する。
社会に浸透しつつある“デュアルキャリア（「学業」×「競技生活」）“の考え方。UNIVASとKEIアドバンスが2020年に刊行した『大学の運動部学生のための「学び」のハンドブック』は、先輩アスリートの経験談や、大学での「学び方入門」など運動部学生のデュアルキャリアを後押しする内容で学生や導入大学から好評だった。
2021年は第2弾としてマンガ形式の教材『スポーツ知への招待』をリリース。旧態依然な弱小野球部にやってきた新入部員と女性監督が「スポーツ科学」を駆使してチームを成長させていく姿を描いている。物語の中で大学での学びが運動部での活動に生かせることを示し、「学ぶこと」や「自分で考えること」が競技力と学びの成果向上につながることを伝え、学生のデュアルキャリアの姿勢を育てる。また、本書を題材とした講義形式のオリエンテーションも用意し、活用を促していく。
同時にリリースする『運動部学生のためのスポーツ探究英語入門』は、2020年好評の数学入門に続く第2弾で、近畿大学フェンシング部部長で英語リメディアル教育に詳しい牧野眞貴准教授が制作に協力。運動部学生に馴染み深いスポーツシーンに加え、海外選手との交流や海外遠征といった実践的内容を盛り込み、英語学習への興味を喚起する内容となっている。
参考：【大学スポーツ協会】河合塾グループのKEIアドバンスと運動部学生の「入学前教育プログラム」を充実させデュアルキャリア形成を加速！
