『長くつ下のピッピ』はいまから80年前の1945年に、スウェーデンで出版された児童文学作品です。英語、日本語など約80の言語に翻訳されています。みなさんの中には、この作品をワクワクしながら読んだ人もいることでしょう。
作者は、アストリッド・リンドグレーン(1907‐2002)。子どもに愛される作品を数多く書き残しただけでなく、子どもへの暴力禁止や動物保護のために声をあげ、平和を求めるオピニオン・リーダーとしても活躍しました。
リンドグレーンの公式ホームページでは、ピッピを次のように紹介しています。
”She is a symbol of freedom, strength, kindness, courage and justice. A rebel who uses her superpowers wisely and never abuses her power. She stands up against what is wrong.”
世界では、いまも争いや分断が絶えません。子どもに対する虐待や教育格差なども問題となっています。みなさんの日常でも「あなたは女の子(男の子)だから」「高校生らしく」など、枠にはめられる場面はありませんか。もしも、「ピッピ」がそばにいたならば、あるいは自分がピッピのように行動できたなら、世の中が少しだけ変わるかもしれませんね。
募集要項裏面の英文やピッピについての文献や映画なども参考にして「<長くつしたのピッピ>が今いたならば……」をテーマにエッセーを書いてください。

コンテスト概要
主催津田塾大学
カテゴリー
募集受付開始2025年8月1日
募集受付締切2025年9月2日
情報年度2025年度
津田塾大学

Empowering Women to make a differenceー女性の力が社会を変える

「個性を重んじる少人数教育と高度な英語教育により、高い専門性と豊かな教養を身につけたオールラウンドな女性を育成する」という創立者・津田梅子の教育理念は、1900年の創立以来125年に渡り受け継がれてきました。充実した独自の英語教育や少人数制のセミナー、キャンパ[…]

大学ジャーナルオンライン編集部