東京薬科大学(東京都八王子市)は、東京都が実施する2025年度「大学発スタートアップ創出支援事業」において、「学内体制構築支援」に採択された。コーディネーターの支援のもと、学内のビジョン・戦略の明確化や組織体制の整備を進め、スタートアップ創出に取り組める体制づくりを推進する。これにより、医療・健康・環境など多様な研究領域の成果を社会に還元する挑戦を後押しし、継続的にイノベーションが生まれる環境の構築を目指す。
東京都は、「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」を掲げ、グローバルに活躍するスタートアップの創出や裾野拡大を目指し、研究シーズやアイデア等の事業化をサポートする「大学発スタートアップ創出支援事業」を展開している。
「大学発スタートアップ創出支援事業」では、大学発スタートアップ創出に関する専門的知見を持つコーディネーターが東京都と連携し、各大学の実情に応じた支援を実施する。2023年度の開始以来、これまで19大学の取組を支援しており、2025年度は「事業ステップアップ支援」と「学内体制構築支援」の2つの支援において9大学が採択された。
東京薬科大学では、スタートアップ支援組織および起業相談・伴走支援窓口の新設を中心に、知財・産学連携・財務などの関連部局が連携する統合的な支援体制を整備する。さらに、事業化プロセスの指針となるガイドラインの策定や、外部専門家・他大学ネットワークの活用により、シーズの発掘から評価、マッチング、事業化までのプロセスを一貫して支援し、研究成果の社会実装を加速していく。
<2025年度大学発スタートアップ創出支援事業 採択校>
事業ステップアップ支援:慶應義塾大学、工学院大学、帝京大学、東京大学、東京海洋大学、東京理科大学
学内体制構築支援:青山学院大学、東京薬科大学、明治大学
