青山学院大学経済学部(経済学科・現代経済デザイン学科)は、2027年度入試の一般選抜(個別学部日程)において、「外国語・地歴または公民・数学」の3教科型の方式を新規導入する。この新たな方式で課す数学については教科書の章末問題レベルを中心にすべてマークシート形式で出題する。出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B、数学C(ベクトル)。サンプル問題は大学ホームページに公開している。

 経済学科は「外国語・地歴または公民・数学」3教科型のA方式(募集人員約60名)と「外国語・数学」2教科型のB方式(同約100名)、「外国語・地歴または公民」2教科型のC方式(同120名)の3方式で募集する。現代経済デザイン学科は、A方式(同約40名)、B方式(同35名)の2方式で募集する。

 同大学経済学部は一般選抜(個別学部日程)においてはこれまでも「外国語・数学」2教科型は実施していたが、2027年度入試から「外国語・地歴または公民・数学」3教科型方式の新規導入により、数学を必須とする方式の割合が募集人員約355名のうち約235名となり、過半数を超えることになる。

 経済学に数学が必要であることは世界的に知られているが、日本の私立大学の経済学部では、数学を必須としない大学が多くあった。この数年は数学を必須とする動きが活発になっている。

 2026年度入試の経済系学部の一般選抜で数学必須にしている例としては、早稲田大学政治経済学部一般選抜/大学入学共通テスト利用入試、慶應義塾大学経済学部一般選抜A方式、上智大学経済学部経済学科一般選抜全学統一日程入試/学部学科試験・共通テスト併用方式/共通テスト利用方式、明治大学政治経済学部大学入学共通テスト利用入学試験前期日程7科目方式、青山学院大学経済学部一般選抜(個別学部日程)B方式/大学入学共通テスト利用入学者選抜、立教大学経済学部大学入学共通テスト利用入試6科目型、中央大学経済学部大学入学共通テスト利用選抜【単独方式】前期選考4教科型、法政大学経済学部大学入学共通テスト利用入試(C方式)、学習院大学経済学部大学入学共通テスト利用入学者選抜などがある。

 また慶應義塾大学経済学部は2026年度一般選抜のA方式で「外国語・数学・小論文」を課していたが、2027年度入試から小論文を休止して「外国語・数学」の2科目となる。中央大学経済学部は2027年度から4学科から経済学科と社会経済学科の2学科に再編し、経済学科の一般選抜学部別選抜Ⅱ一般方式において「外国語・国語・数学」の3教科型入試となる。

参考:【青山学院大学】2027年度「一般選抜(個別学部日程)」における経済学部の試験方式および試験科目の変更について(PDF)
【慶應義塾大学】2027年度以降の「経済学部一般選抜」の試験科目変更等について
【中央大学】経済学部 一般選抜における変更点について(PDF)

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