東京工業大学では、2016年10月17日、シンポジウム「初対面での会話術~挨拶から始まるコミュニケーション~」を開催する。同大学の理工系学生能力発見・開発プロジェクトで活動する学生が、企画運営から広報まで手掛けている。

 シンポジウムでは、学会や新しい環境で、自分の専門分野について分かりやすく伝える技術や話の掘り下げ方、盛り上げるコツなどを講義とワークショップを通して考えていく。講師は東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授でワークショップ企画プロデューサーの中野民夫教授と、東京工業大学環境・社会理工学院融合理工学系の野原佳代子教授。野原教授は言語や記号の翻訳理論を使った科学技術コミュニケーションや科学技術とアート/デザイン融合などの研究教育を行っている。

 「理工系学生能力発見・開発プロジェクト」は、学部生を対象に同大学が主催している。平成19~22年度に行われた文部科学省「理数学生応援プロジェクト」を引き継いだ。「創造性の育成、国際的リーダーの育成」を目的に、高大連携特別選抜者等を含む多様な学生を40名選抜し、能力発見および能力開発のプログラムを実施している。

 具体的には、1・2年生は「能力発見段階」とし、国際集会や大学の創造性プログラム、 特別講義・シンポジウムなどに参加。「能力開発段階」の3・4年生は、さらに国内外の学会やインターンシップへの参加、研究室早期所属などを実施する。これらは最終的には、同大学の教育システム全体の改良につなげていく予定だという。

東京工業大学

時代を創る知を極め、技を磨き、高い志と和の心を持つ理工人を輩出し続ける理工大学の頂点

東京工業大学は産業の近代化が急務となっていた1881(明治14)年に東京職工学校として設立されました。設立以来、優秀な理工系人材と卓越した研究成果を創出し続け、現在も日本の理工系総合大学のトップにいます。東京工業大学は高度な専門性だけでなく、教養学を必修とする[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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