全国7つの外国語大学からなる全国外大連合(関西外国語大学、神田外語大学、京都外国語大学、神戸市外国語大学、東京外国語大学、長崎外国語大学、名古屋外国語大学)は、2016年9月6日から、3泊4日の「第3回通訳ボランティア育成セミナー」を開催する。世界的なスポーツ競技大会などで活躍できるボランティアリーダーの育成を目指す。

 「通訳ボランティア育成セミナー」は語学運用能力の向上と同時に、スポーツ文化に関する専門知識や、観光に関する知識、コミュニケーション力、異文化理解力、ホスピタリティマインドを身につけたグローバル人材の育成が目的。これまで2回の開催で、7大学の学生の累計約450名が受講してきた。参加した学生は「全国外大連合通訳ボランティア人材バンク」への登録ができ、事務局から紹介される各種スポーツ大会や国際イベントで通訳ボランティアとして活動ができるようになる。大学卒業後もボランティアに参加することが可能で、これまで世界卓球選手権大会、ソチ冬季オリンピックなど合計112大会907名の学生が通訳ボランティアとして活躍してきた。

 第3回目となる今回は、「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック」や「ラグビーワールドカップ2019」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」など国際的なビッグイベントが控えていることもあり、受講希望者が増加。前回の約2倍となる400名が受講する。通訳・翻訳技法の講座はこれまで英語のみだったが、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語を加えた合計5言語で開講する。

 プログラム初日は全国外大連合が2016年今年6月に協定を締結した「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会」の金キホン副事務総長、同じく2015年10月に協定を締結した「ラグビーワールドカップ2019組織委員会」の事務総長特別補佐の徳増浩司アジアラグビー会長によるスポーツ文化・教養に関する講座などを開催する。2日目以降も、狂言師の和泉元彌師などによる「日本文化の理解講座」、筑波大学体育専門学群の渡部厚一准教授による「アンチドーピング講座」などが予定されている。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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