都城市ふるさと納税振興協議会は、2021年11月26日、南九州大学都城キャンパスにおいて「学生応援プロジェクト」として地場産品の詰め合わせを配布した。

 この企画は、2020年度のふるさと納税寄附額日本一を達成した宮崎県都城市の事業者で作る、都城市ふるさと納税振興協議会によるもの。「コロナ禍で頑張る学生を応援したい」「都城市には美味しいものが沢山あることも知って欲しい」と立案した。2020年度は県外に住む都城出身の学生を対象にネット上での申し込み・発送を行ったが、今年度は都城市在住の学生を対象に、同協議会に所属する事業者らが会場で直接商品を配布した。

 協議会で作成したオリジナルのトートバッグには、地元で人気の「愛のスコール」や、大ヒット商品の「おつまみ鶏皮」など、地場産品を詰め合わせた。これらは全て同協議会に所属する事業者が提供した商品で、「高千穂峡白だし」、ブランドポーク「観音池ポーク」を使用した「豚ごぼうカレー」など一人暮らしの学生にも喜んでもらえるおかず系の食品と合わせて約10品が入っている。

 当日は、南九州大学都城キャンパス内体育館で正午から配布が開始され、約1時間で200セット分の配布が完了した。受け取った学生からは、「こんなに商品が入っていて、本当に助かります」「オリジナルトートバッグが可愛い」など喜びの声が多数聞かれた。

 都城市ふるさと納税振興協議会は、宮崎県都城市のふるさと納税返礼品を提供する約130の事業者で構成する協議会。ふるさと納税のPRの他、会員同士の勉強会や地域貢献活動なども行っている。今回のような活動を今後も継続して行っていくという。

参考:【南九州大学】都城市ふるさと納税振興協議会様より在学生へ地場産品が無償配布

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