文部科学省『未来を支える人材育成機能強化に向けた経営改革支援(令和7年1月17日付)』対象校に選定された新渡戸文化短期大学は、2025年4月、短期大学初となる「フードデザイン学科」を開設する。 伝統ある調理に特化した『栄養士コース』に加え、商品の企画開発や店舗運営、広報PRを学べる『食生活デザインコース』が新設され、2コース体制になる。
新渡戸文化短期大学では、文部科学省『未来を支える人材育成機能強化に向けた経営改革支援』の一環として、2025年4月に「フードデザイン学科」を開設し、これまでの伝統である『栄養士コース』に加え、『食生活デザインコース』を新設する。『食生活デザインコース』は、短期大学では国内初となるフードデザインの学びとなり、食の知識や調理技術だけでなく、商品開発や食の開発・演出・広報発信・マーケティングまで幅広く学ぶことができる。
また、「フードデザイン学科」の両コースは、社会人や既卒者の学び直しを支援する「専門実践教育訓練給付金」の対象校に認定されている。一定の条件を満たすことで、最大で学費の70%(年間最大111万円)の給付を受けることができ、経済的な負担を抑えながらキャリアアップを目指せる。加えて、元々同校にある入学金15万円が減免されるオリジナルサポート『既卒者・社会人等入学金減免制度』も同時適用できるため、最大で126万円の負担減となる。
3月22日(土)からは、「フードデザイン学科」2期生の募集を開始し、同時に、新年度向けのオープンキャンパスも開始する。オープンキャンパスでは、新学科『フードデザイン学科』や専門実践教育訓練給付金、文部科学省の支援対象校選定などについて詳しく紹介する。
今後、新渡戸文化短期大学では、『未来を支える人材育成機能強化に向けた経営改革支援』の施策として、「フードデザイン学科」開設のほか、臨床検査学科の領域における改革も進める。臨床検査技師国家資格に加え、より専門的かつ実践的な資格取得に向けたコースの新設を予定している。