福知山公立大学(京都府福知山市)は、2026年度入試より情報学部の入学定員を100名から120名へ20名増員し、総合型選抜を新設する。また、一般選抜前期日程の個別学力検査では「小論文」だけでなく「数学」も選択できるように変更する。出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cで、サンプル問題が公開されている。

 福知山公立大学は、2026年度より地域経営学部医療福祉経営学科(入学定員25名)を募集停止し、学部全体の入学定員100名は維持したまま、地域経営学部地域経営学科の単科に変更することを発表済み。

 これとは別に、情報学部は入学定員を20名増やす計画で、北近畿地域と社会全体の情報学諸分野の知識・スキルに対する人材の需要に応えるとしている。これで2026年度における大学全体の入学定員は220名となる。

 情報学部の2026年度入試で新設される総合型選抜は募集定員10名で、共通テストを課さないⅠ(募集定員5名)と、共通テストを課すⅡ(募集定員5名)に分かれ、2025年10月中旬から下旬にかけて実施される予定。また、「数学」が選択可となる一般選抜前期日程は、6教科型の募集定員が40名から45名へ、4教科型は15名から20名へ増やして実施される予定。

 詳細については2025年8月、「令和8年度 福知山公立大学 学生募集要項(一般選抜・学校推薦型選抜)」にて公表される予定。

参考:【福知山公立大学】令和8(2026)年度情報学部一般選抜前期日程「数学」サンプル問題の公表について

大学ジャーナルオンライン編集部

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