畿央大学では、2024年2月に実施された理学療法士国家試験において、健康科学部理学療法学科の68名が受験し、全員合格を果たした。2023年に続いて2年連続での全員合格となった。
畿央大学健康科学部理学療法学科では、2016卒～2021卒まで6年連続で現役合格率100％を達成、また、昨年の2023卒も現役合格率100％を達成し、過去10年間の合格率は99.7％（667/669）と、全国随一の高水準をキープしている。
理学療法学科の庄本康治学科長は「理学療法学科の18期生は本当によく頑張って、2年連続での全員合格となりました。入学直後からコロナ禍に突入し、特に学生生活の序盤は難しい時間を過ごしてきた学年ですが、やるべきことにしっかり取り組み、実力を発揮してくれました。国家試験の合格には、普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年に向けても、より一層の努力を期待したいと思います」とコメントした。
畿央大学は、近畿地区に専門学校もしくは国立大学、短期大学にしかなかった理学療法学科を2003年に私立の4年制大学で初めて開設。当初から講義と実習・演習科目を連動させ、理論と技術が共に習得できる独自のカリキュラムを編成し、理学療法のフロントランナーとして、研究業績でも業界をリードする教員陣が、理学療法の未来を支えるリーダーとなる人材を育成している。これまで1000名をこえる就職者のうち約96.6％が病院に就職し、医療現場で大学卒の理学療法士の先がけとして活躍している。
