2025年4月18日、学校法人緑ケ岡学園は釧路短期大学が2026年度の学生募集を停止することを発表した。これに関して、釧路市の鶴間秀典市長は12月1日に開催された市長定例記者懇談会で、釧路短期大学の公立化について他の構成自治体との協議を進めていく認識を示した。

 釧路短期大学について鶴間市長は、同短大が長年にわたり地域で活躍するエッセンシャルワーカーの育成や若者の人口確保に大きく貢献してきたと評価しており、その機能を維持することは地域にとって重要であると認識している。

 公立化と存続については、資金的な支援の目途が立てば、釧路公立大学の4年制学部への転換を前提として学校教育法に基づく設置者変更の手法により短期大学部の開設を目指していきたいという考えを語った。一方で、資金の目途が立たなければ何もできないと明言しており、短大の機能維持には大きな財政負担を伴うため、関係機関による財政支援の可能性や、事務組合構成自治体の負担の在り方、将来にわたり学生を確保していくための方策など協議が重要と捉えている。

 市長は資金面の目途について、公立化に伴う財政負担の規模が見えてきた段階であり「全くこれから」としながらも、学生が在学しているうちに結論を得たいとの考えを示した。そのため、設置者変更に関わる市町村の同意を得るべく議会終了後に各自治体を訪問するとしている。

参考:【釧路市議会】令和7年12月 定例市長・市政記者懇談会の結果について(PDF)
【釧路短期大学】釧路短期大学 2026(令和8)年度以降の学生募集停止について

大学ジャーナルオンライン編集部

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