四国学院大学(香川県善通寺市)は2027年度から現代教養学部に新たな専攻分野として「現代韓国学」を新設する。韓国語だけでなく、K-popや映画、ドラマなどを入口にして現在の韓国文化を学ぶ専攻で、四国から韓国とのつながりを考えることにしている。
四国学院大学は20の主専攻領域(メジャー)と4の副専攻領域(マイナー)から学生が学部の枠を超えて専攻を選ぶメジャー制度を採用している。同大学は1978年から日韓交流を盛んに行っており、学生間の交流だけではなく、韓国語や韓国文化を学ぶ授業も展開し、韓国人教員も在籍している。そこでより深く、多角的に韓国を学ぶため、これまでの日韓交流の歴史が約50年を迎える2027年4月より、新たなメジャー(専攻分野)として現代教養学部に現代韓国学メジャーを設置する。
「現代韓国学」では、韓国語を「話せる・読める」だけでなく、その言葉が使われる文化や考え方も一緒に学ぶ。言葉の違いから生まれる価値観の違いを知ることで、韓国の人とも自然に理解し合える力を身につける。また現代韓流文化を入り口に、好きな音楽や映像作品を通じて国際的な視野を広げる。
また現在、四国地方では高松、松山、高知、徳島の4空港に韓国便が相次いで就航し、観光面で一定の交流が始まっている。4空港のうち、最も関西に近い徳島空港では京都市や大阪市の観光地などを訪ねる韓国人観光客、高松空港や松山空港では瀬戸内海の島めぐりを楽しむ韓国人グループが見られる。そうした地域社会を背景に、地域から韓国とのつながりを考え、地域交流や観光、文化イベントなど身近なテーマを通じて、地方から国際社会と関わる力を育てる。
