神奈川県にキャンパスを置く13大学が2025年度入試の学校推薦型選抜で統一された推薦書の採用を決めた。フォーマット統一に加え、手書きからPCでのデータ入力を採用するなど、推薦書作成時間の短縮で高校教員の負担軽減するのが狙いとなっている。

 神奈川県大学入試広報連絡会によると、推薦書統一に参加するのは、桜美林大学、神奈川大学、神奈川工科大学、鎌倉女子大学、関東学院大学、産業能率大学、湘南工科大学、田園調布学園大学、桐蔭横浜大学、東京工芸大学、東洋英和女学院大学、横浜商科大学、横浜薬科大学。

 推薦書の名称は「全国大学推薦書標準様式」。神奈川県内にキャンパスを置く大学が加盟する神奈川県大学入試広報連絡会が加盟校の推薦書様式を分析するとともに、関東・甲信越地区の高校へのヒアリング調査などから推薦書の様式を決定している。

 高校へのアンケート回答結果では、92.6%が「導入した方がよい」「導入してもよい」と回答(サンプル107)している。

 神奈川県教育委員会は「校長から課題として意見が出たことがあった。賛成であり、ありがたい。できるだけ多くの大学に参加してほしい」とコメントを発表した。

参考:【神奈川県大学入試広報連絡会】学校推薦型選抜の推薦書 統一化で教員の負担減(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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