学校法人安城学園(愛知県安城市)は、愛知学泉大学短期大学部(岡崎市舳越町)において、2028年度以降の学生募集を停止すると発表した。短期大学部の設置学科は、生活デザイン総合学科(入学定員130名)、食物栄養学科(同40名)、幼児教育学科(同50名)の3学科。
同大学短期大学部は、1930年設立の安城女子専門学校が前身で、1950年に安城学園女子短期大学として設置された。自学・共学システム「学びの泉」教育を開発・実践し、これまでに2万4千余人の卒業生を社会に輩出してきた。
しかしながら、18歳人口の減少、四年制大学志向の高まりなどを背景として、短期大学部の入学者は減少を続け、2024年度以降の充足率は概ね48~68%で推移。2027年度の入学者数についても、現時点では入学定員を大きく下回ることが見込まれている。
同学園は、短期大学部の教育を単に縮小・終了するのではなく、これまで培ってきた教育資源を将来にわたって活かすため、現3学科を再編・発展させ、愛知学泉大学に「AI時代の家政学部」を構想している。
家政学を「生活を経営し、自分の人生をよりよく生きる力を学ぶ学問」として捉え直し、AI時代の生活をデザインする新しい家政学教育となり、生活デザイン学科、健康生活デザイン学科、こども生活デザイン学科の3学科で構成される予定。
また、現在の短期大学部の在学生および2027年度入学生が、必要な教育を受け、所定の課程を修了して卒業できることを最優先に、短期大学部の教育活動を継続するとしている。
なお、同学園が設置する愛知学泉大学、安城学園高等学校、岡崎城西高等学校、ならびに附属幼稚園(愛知学泉短期大学付属・愛知学泉大学付属・愛知学泉大学付属桜井)については、今回の短期大学部の募集停止による募集・教育活動への変更はない。
