2026年9月1日、創価大学(東京都八王子市)は「国際協力・外交人材育成センター」を開設した。国際公務員、国際協力分野、外交官を目指す学生・卒業生のキャリア形成支援の拠点として、2027年4月より「国際協力・外交キャリア形成支援プログラム」を開始する予定。
地政学的リスクの高まりに加え、気候変動、紛争、格差の拡大といった地球規模の課題が複雑化・深刻化している今、国連をはじめとする国際機関や各国政府、NGO、市民等が担う国際協力や外交の現場において、多様なアクターと協働し、非暴力による持続可能で平和な世界の実現のために主体的に貢献できる、高度な専門性と実践力を兼ね備えた人材の育成・確保が世界的に急務となっている。
創価大学は1971年の開学以来、「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」との建学の精神のもと、平和に寄与する世界市民の育成に取り組んできた。世界72カ国・地域の281大学(2026年8月末現在)とのネットワークを構築し、グローバル教育を推進している。2014年度には文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択され、『THE日本大学ランキング2025』の「国際性」分野においては5回連続の全国トップ10入りを果たしたほか、『THEサステナビリティ・インパクト・レーティング2026』における「SDG4:質の高い教育をみんなに」の分野で国内1位を獲得するなど、高い評価を得ている。また、2025年6月にはユネスコが主導する国際的な教育ネットワーク「ユネスコスクール」に正式に加盟した。
こうした教育が実を結び、卒業生は、外交官、国際公務員、海外大学院進学、グローバル企業など多彩な分野で活躍している。外務省専門職員採用試験においては累計79名(2026年度現在)の合格者を輩出し、朝日新聞出版『大学ランキング2027』の同試験合格者数(2007~2025年)の分野では全国7位にランクインするなど、国際的な人材育成で高い実績を持つ。
今回開設した「国際協力・外交人材育成センター」ではこうした社会的な要請の高まりと創価大学が培ってきた実績を背景に、従来の枠組みを超えた体系的かつ伴走型の支援体制を構築する。2027年4月からは「国際協力・外交キャリア形成支援プログラム」を開始し、教職員、卒業生、外部有識者の強力なネットワークを結集して国際社会の平和と発展に貢献する人材を継続的に輩出していく。
<「国際協力・外交キャリア形成支援プログラム」の主な内容>
・「国際公務員」「国際協力」「外交」の3コースを軸に、一人ひとりの進路実現に向けた支援を実施
・専門的知見と豊富な国際経験を持つ有識者等が、学生に助言や指導を行うアドバイザリーボードを構築
・国連大学SDG大学連携プラットフォーム認定の共通科目(総合科目特講)「国連SDGs入門」を開講
・国際協力・外交分野における実践的な体験機会を促す「越境学習・体験助成金」制度を創設
・「国際協力講座」の開講や各種検定等の資格取得をサポートする課外講座の提供
参考:【創価大学】「国際協力・外交人材育成」の新センターを2026年9月に開設 ― 価値創造を実践する『世界市民』育成の支援体制を強化
