大和大学(大阪府吹田市)と奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)は、関西発の理系人材創出に向けてスクラムを組む包括協定を締結した。両校が持つ強みを生かした人材育成を目指し、さまざまな取り組みを進めることにしている。

 大和大学は2014年に開学。教育、保健医療、政治経済、理工、社会、情報の6学部を持ち、学部教育に特化し有名企業への就職と難関国立大学大学院への進学支援に力を入れている。

 特に2020年に開設した理工学部では、学部を卒業してそのまま附属大学院に進学し、大学入試で選んだ専門分野の研究室に配属されるといったエスカレーター式のキャリアではなく、学部1・2年生の頃から大学院を見学して3・4年生でインターンシップを経験したのち、奈良先端科学技術大学院大学をはじめとする希望の大学院の研究分野に進めるよう学生たちに支援している。

 奈良先端科学技術大学院大学は情報科学、物質創成科学、バイオサイエンスの3分野を柱とし、世界最先端の研究と高度な専門性を持つ人材育成で知られている。大和大学とは同法人の西大和学園高校において2002年から24年にわたってスーパーサイエンスプログラムに協力し、研究指導支援や毎年8月に行われる「NAISTラボステイ」での先端研究体験の受け入れを行っている。大和大学が2020年に理工学部を開設してからは、特別講座の開催や卒論研究、推薦入学実施、研究室でのインターン受け入れなどで連携してきた。

 両大学は社会から真に求められる理系人材の創出に向けて今後、具体的な取り組みの検討に入る。

参考:【大和大学】大和大学と奈良先端科学技術大学院大学が包括協定を締結

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。