大谷大学は、2027年4月、国際学部に「京都文化学科(仮称)」の設置を構想している。千年の古都に最新のポップカルチャーが息づく京都の文化を、歴史・宗教・観光など多角的な視点から学び、グローバル社会の中で伝統文化の価値を再発見する力を養う。※計画内容は予定であり、変更することがある

 国際学部「京都文化学科(仮称)」では、京都の伝統文化と現代文化を国際的・学際的観点から考え、多様な人びとと交流することで、京都の文化に新たな価値を見出し、その発展と持続可能な活用を支える人物の養成を目指す。

 カリキュラムとしては、京都の街中に出て地域の人びとや観光客と接するフィールドワークやプロジェクト型学習を行い、体験と交流を通じて学びを深めながら、将来のキャリアにもつながる実践力を鍛える。また、伝統文化の保護と観光振興の両立をめざすエコ・ツーリズムのプロジェクト型学習などを通じて、持続可能な多文化共生のあり方を提起する考察力と課題解決力を養う。同時に京都の文化を独自の着眼で捉えて映像や文章で表現し、デジタルコンテンツ制作に取り組むことで、生きた文化を広く国内外に発信する力を養う。
 
 大谷大学は、1665年(寛文5年)に開創された東本願寺の学寮をその淵源としており、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の仏教精神に基づき、「人材」ではなく「人物」の育成を目標とする学び「人間学」を教育・研究の根幹として掲げている。大谷大学は「2028 Otani next update!-大谷大学将来構想-」として2026年4月、教育学部教育学科初等教育コースに「数理教育専攻」を新設し、2027年4月に国際学部 京都文化学科を設置構想しているほか、2028年4月に向けた次の改革として、さらなる学部・学科再編の検討をしている。

参考:【大谷大学】国際学部 京都文化学科

大谷大学

「Be Real 寄りそう知性」世の中の現実に向きあいながら真理を探究

1665(寛文5)年、東本願寺が寺院子弟教育のために設置した学寮から始まり、仏教精神にもとづいた人間教育を行い、人間にかかわる諸学問の研究成果を広く社会に公開するという建学の理念があります。近年大谷大学では、この理念を「Be Real 寄りそう知性」と表現。真[…]

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