山梨大学は、新たな学びの場として、2028年度に「社会デザイン学環(仮称)」の新設を目指している(設置構想中)。
山梨大学は、教育学部、医学部、工学部、生命環境学部の4学部があり、文系の社会科学系学部は設置されていない。そのため国立で経済学部などを希望する受験生は県外に出ざるを得ない現状がある。
2028年4月開設構想の社会デザインサイエンス学環は「社会科学の基礎( 特に経済学 )」に通じ、かつ数理・データサイエンス・AI を駆使して複雑な社会課題の構造を的確に理解・分析できる領域(文理)横断型人材を育成する。
「社会デザイン学環(仮称)」は、気候変動、人口減少、急速な AI の発展などに起因する多様で複雑な社会的課題に対して、人々と協働しながら課題を発見し、解決に導くために必要な資質・能力を有する人材を育成することを目的としている。
3つの既存学部(教育学部、工学部、生命環境学部)の教育資源をつないで領域横断的なカリキュラムを柔軟に編成するとともに、地域課題 PBLを中軸とする演習・実習を重視。こうした教育を通して、地域社会と連携した「地域共創型」の実践的教育を効率的に実施し、学修者本位の教育を実現する。
入学定員は40名で、現行の工学部、生命環境学部、教育学部の定員は10~20人ずつ減らして対応する。
入試は特別選抜(学校推薦型選抜Ⅰ)と一般選抜(前期日程)の2種類を実施する。特別選抜(学校推薦型選抜Ⅰ)は、定員15名。面接の結果及び出願書類の記載内容を総合して判定し、大学入学共通テストは課さない。書類審査においては、調査書、学校長推薦書、高等学校での探究活動を記載する探究活動報告書を課し、面接を行う。
一般選抜(前期日程)は、定員25名。大学入学共通テストに加え、個別学力検査を実施。大学入学共通テスト及び個別学力検査の各成績及び「出願書類」の記載内容を総合して判定する。個別学力検査では数学(数学Ⅱまで)と外国語(英語)の2教科を課す。
新学環に関する全体情報は学環特設ページにて随時更新する。なお、設置計画は予定であり、今後、内容に変更が生じる場合がある。
