リスク&コンプライアンス等のサービスを提供するKPMGコンサルティング株式会社は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で、eSportsマネジメント人材の育成およびeSportsへの先進テクノロジーの解析手法の活用などに関する寄附講座※「eSports論」を開講する。

 近年、急速に注目度が高まる“eSports(eスポーツ)”。エレクトロニック・スポーツの略語で、コンピューターゲーム等を使った対戦をスポーツ競技としてとらえたもの。今後、このeSportsがスポーツ産業として発展していくうえで、新たな企業参入やプロチームの発足、大規模イベントの開催、チームや大会運営者の透明性の確保、海外の団体との連携など、マネジメントを担う人材の育成が必要不可欠とされている。

 そこで、KPMGコンサルティングでは、eSportsに関するマネジメント人材を育成するための教育カリキュラムの開発を行い、その一環として、慶應義塾大学SFCで、寄附講座「eSports論」を開講する。実施時期は、2018年度秋学期(2018年9月~2019年3月)で計14回を予定。対象は、慶應義塾大学学生約20~30名程度。

 「eSports論」では、KPMGコンサルティングの「データアナリティクス」「AR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)」などの先端テクノロジーとeSports競技の融合をテーマとした講義を行う。研究テーマとして、「スポーツ産業とeSports」「ゲームコンテンツ・エンターテインメント産業とeSports」「イベント・スポンサーシップとeSports」「マスメディア・コミュニケーション・ファン・プレイヤーとeSports」などを取り上げる。また、アメリカやヨーロッパ、アジアにおけるeSportsの最新事情や事例調査、ケーススタディの作成を行いながら、日本ならではの新しいeSports競技の創出を目指す。

 今回の「eSports論」を開講するにあたり、慶應義塾大学総合政策学部 古谷知之教授は、「eSportsは国内外で大きな注目を集めているが、マネジメント人材の育成がこれまで課題だった。“eSports”を冠する日本初の講座を通じて、eSportsの発展と人材育成に寄与したい。」と期待を寄せている。

※寄附講座とは、奨学を目的とした民間企業や業界団体などからの寄付金(奨学寄附金)を財源にして開設される講座のこと。

参考:【KPMGコンサルティング株式会社】 慶應義塾大学SFCにおいて eSportsマネジメント人材の育成を目指した寄附講座を開設

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大学ジャーナルオンライン編集部

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