東洋学園大学の人間科学部「臨床心理学ゼミ」(堀口真宏教授)では、総務省「ふるさとミライカレッジモデル実証事業」(提案自治体:新潟県三条市)の採択を受け、学生が地域の担い手として商店街再生に挑む実践型プログラム「三条中央商店街再生プロジェクト 〜まちづくり×ビジネス開発プログラム〜」を、2026年8月18日より始動した。本プロジェクトは、三条市の地域事業者、ZEN大学と協働し、地域資源を活かした商品開発から実際の販売検証までを担う。

 新潟県三条市の中心市街地では、担い手不足と空き店舗の増加が進む一方、農産物や金物といった地域資源を「商売」として試し、継続につなげる場や仕組みが不足している。交流イベントは行われてきたものの、店や担い手が増える循環が生まれにくいことが課題だった。本プロジェクトは、空き店舗を「製造×実証×都市接続」の拠点へと転換し、大学生の継続的な関与を積み重ねることで、将来的な出店や担い手の創出につながる基盤づくりを目指す。

 学生は見学者・体験者ではなく、商品開発から都市圏での販売検証までを担う「実践主体」として参画。ゼロから拠点を立ち上げ、ビジネスとして成立させるプロセスに当事者として挑む。プロジェクトの舞台となる三条中央商店街は、長く営みを続けてきた老舗と、近年出店した若い店舗が共存する商店街で、多様な業態の店主が集い、歴史に裏打ちされた知恵と、新しい挑戦への熱量が交差している。学生たちは、この「続ける力」と「始める力」が交わるリアルな現場で、店主たちの直接的なサポートを受けながら、実践的なフィールドワークを展開する。三条で開発した商品を都市圏でテスト販売し、その反応を地域へ持ち帰り、交流にとどまらず、自走可能な「関係人口」を生み出す循環構造の実証に取り組む。

 本事業はZEN大学との連携により推進する。異なる大学の学生が同じ現場で協働し、多様な視点から地域課題の解決に挑む。

参考:【東洋学園大学】空き店舗をゼロから改修し、商品開発から販売までを担う 大学生が新潟県三条市の商店街再生に挑む「三条中央商店街再生プロジェクト」8月始動(PDF)

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