株式会社マイナビは、新卒学生向け就活・就職情報サイト「マイナビ2017」に登録している既卒者を対象とした「2016年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」の結果を発表した。

 「マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」は、2012年から実施し、今回が5回目となる。調査ではマイナビが運営する「マイナビ2017」に登録している会員のうち、大学・大学院等を既に卒業している就職活動者(=既卒者)32,026名を対象に行い、集まった有効回答数は356名(文系男子178名、理系男子59名、文系女子94名、理系女子25名)。

 調査によると、在学中の活動状況は、「在学中に就職活動をした」既卒者が76.1%、「活動をしなかった」既卒者は23.9%と、2015年度に続き約4人に1人が在学中に活動を行わなかったと回答した。一方で、在学中に活動の上、内定を得た既卒者が37.2%と2015年度より4.4pt増となり、年々増加傾向にあることがわかった。

 在学中に内定を獲得していた既卒者に、再度就職活動をしている事情を聞くと、「一度就職したが、退職もしくは在職しながら再度就職活動を行っている」が37.6%と2015年度より9.0pt増で過去5年間で最多となった。このことから、広く一般的に「卒業後3年間は新卒扱い」が定着する中、新卒採用の枠組みの中で再度就職活動をする内定獲得者や在職者が増えており、「既卒者=未内定者」というイメージが変化していることを示す結果となった。

 卒業後の内定率は2015年度と比べ1.8pt増の45.0%と上回っているが、同時期に調査した在学中の現役学生内定率77.5%とは大きな隔たりがある。内定先の従業員規模をみると、従業員規模「1,000人以上」の合計が2015年度と比べ2.4pt増の41.4%と、若干の改善が見られる。主な内定先の業界は「官公庁」(7.8%)、「ソフトウエア・インターネット」(7.4%)となっている。調査結果の詳細は採用サポネットで公開している。

参考:【株式会社マイナビ】「2016年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」を発表

大学ジャーナルオンライン編集部

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