大阪工業大学電気電子システム工学科の学生チーム(大森英樹研究室)が2015年7月13日~15日(現地時間)にアメリカで開催された※IEEE主催の国際学生コンテストIFEC(International Future Energy Challenge)で、第3位に入賞しました。同コンテストで日本の大学が決勝に進出し、入賞を果たしたのは今回が初めてです。
決勝には、同大のほか、アメリカ、ドイツ、ブラジル、中国、台湾、韓国の世界7カ国9大学が進出し、電気自動車に使うワイヤレス充電装置の試作と論文を発表しました。同大学生チームの装置の特徴ひとつは、通常4つ必要なパワー半導体の数を1つにする独自技術「シングルエンデッドインバータ方式」を取り入れたことで、同コンテストでも小型軽量で低コストである点などが評価されました。
※IEEEはアメリカに本部を持つ電気工学・電子工学技術の権威ある学会組織
IFEC2015の結果
1位 National Taiwan University of Science and Technology(台湾)
2位 Kunming University(中国)
3位 大阪工業大学(日本)、University of Michigan-Dearborn(米国)