2023年10月3日、日本女子大学はベトナムのハノイ建築大学と学術交流に関する大学間協定を締結した。留学や教員の相互派遣のほか、建築分野での国際連携を推進すべく短期プロジェクト等での交流を予定している。

 ハノイ建築大学は1969年に設立された国立大学。都市管理サービスまでを含めた建設業界において、ベトナムの発展および国際化に寄与できる優れた人材を育成することを目的として設立され、「建築学部」、「都市環境学部」をはじめとした9学部で構成されている。1992年には大学院を設置、2015年には「研修・国際協力研究所」が設立され、英語圏やフランス語圏での学位取得プログラムなど、国際的な活動にも積極的に取り組んでいる。 

 日本女子大学は2024年4月に建築デザイン学部を開設し、東利恵氏、隈研吾氏、妹島和世氏という国際的に活躍し建築界を牽引する3名が特別招聘教員としてスペシャリストの育成を支援する。今回の大学間協定について篠原聡子学長は「この度、私たちが大学間協定を結ぶこととなったハノイ建築大学は、著名な建築家を輩出するなど、ベトナムにおいて、建築のとくにデザインの部分で傑出した大学で、海外経験をもつ多くの教員が教育にあたられています。2024年度開設される本学の建築デザイン学部とも、活発な交流が期待されるところです。」とコメントした。

参考:【日本女子大学】日本女子大学がベトナムのハノイ建築大学と学術交流に関する⼤学間協定を締結日本女子大学がベトナムのハノイ建築大学と学術交流に関する大学間協定を締結 2024年4月の建築デザイン学部開設に向けて国際連携を推進強化(PDF)

日本女子大学

文理融合の多様な教育を推進、女子総合大学としての基盤を強化

創立120周年を迎えた2021年、目白キャンバスに全学部を統合。2023年に国際文化学部、2024に建築デザイン学部を設置、2025年に食科学部を開談予定(仮称、届出中)。「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を理念として、高い専門的能力を有し、呼代の変化や多様[…]

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