2025年4月3日、大正大学はアメリカのニューヨーク・ブルックリンにサテライトキャンパスを開設した。日米文化交流の拠点である「Brooklyn Beauty/Fashion Labo(通称BBFL)」内に設置されたもので、ブルックリンの多様で創造的な環境を最大限に活用する。

 「Brooklyn Beauty/Fashion Labo(通称BBFL)」は、ニューヨークにある日米文化交流研究所。「Bridging Culture, Unveiling Creativity(文化の架け橋となり、創造性を解き放つ)」をコンセプトに、そこに住む人々の生き方、多様な文化や考え方に感化され、クリエイティブなコミュニティーを作りながら、ブルックリンと日本を繋ぐ協業プラットフォームを整備する場となっている。

 BBFL内に設置するサテライトキャンパスでは、2026年4月に新設予定の情報科学部(仮称/設置認可申請中)を含む7学部13学科がグローバルとローカルの多様な視点を得ながら地域課題の創造的な解決策に取組み、日本のキャンパスへと還元する。また、BBFLに集う日米の企業や団体と連携してグローバル産学協働プロジェクト型の学びを進め、実体験を通じて新しいプロダクトやライフスタイルの創出を目指す。

 大正大学は、このサテライトキャンパスを建学の理念である「智慧と慈悲の実践」の場と位置づけ、学びと地域への提案を推進していく。

参考:【大正大学】世界の中心で、智慧と慈悲を試せ~大正大学ニューヨーク・ブルックリンサテライトキャンパス開設~

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“旅する大学”「理論×実践+フィールド」のハイブリッドな学びで地域社会に貢献できる人材をめざす

⼤正⼤学は2026年、創⽴100周年を迎えます。⽂学や歴史、福祉・⼼理、メディア、経済、政策など、6学部の学問分野で多彩な学びを展開し、地域社会に貢献できる⼈材を育成します。キャンパスは東京都豊島区にあり、池袋や巣鴨からアクセスしやすく、全学部が4年間を同じキ[…]

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