昭和女子大学(東京都世田谷区)は、会計ファイナンス学科の2025年3月卒業生が公認会計士試験に合格したと発表した。同学科として公認会計士試験合格者を輩出するのは初めてであり、学科開設以来の大きな成果として後進のさらなるサポートに力を入れる。
公認会計士は国家資格の中で最難関の一つに数えられる。大学生の場合は公認会計士受験予備校を活用して数年間、受験勉強することが多く、大学生活と受験勉強の両立が大きな課題となる。この卒業生は在学中に日商簿記検定1級、公認会計士試験短答式試験(1次試験)に合格し、卒業後も受験勉強を続けて11月、公認会計士論文式試験(2次試験)を突破した。
昭和女子大学の会計ファイナンス学科は2018年、首都圏の女子大学で初めて会計ファイナンスを専門的に学ぶ学科として創設された。簿記・会計の基礎から財務会計、管理会計、ファイナンスなどを体系的に学ぶカリキュラムを整備し、公認会計士や税理士、企業の財務・経理担当者など高度専門職の養成に力を入れてきた。授業に加えて、公認会計士試験対策講座や少人数ゼミによる個別指導、資格予備校との連携など、実務に直結する学びの機会を提供している。
昭和女子大学は2025年「進路指導教諭が評価する大学※」調査において、「就職に力を入れている大学」など5項目で女子大学1位の評価を受けており、キャリア教育と資格取得支援を重視した取り組みを全学的に展開している。
今回の公認会計士試験合格は、会計ファイナンス学科の教育の質と、学生の学修意欲・努力の成果が具体的な形で示された事例であり、今後の受験指導や専門職養成のさらなる強化につながる成果といえる。
※大学通信調べ、全国約3,000高校を対象にアンケートを行い、751校が回答
