星槎大学大学院は、社会問題として顕在化している不登校に直接アプローチする学びである「学びの多様化支援士」履修証明プログラムを、2026年1月15日(木)より開講する。不登校等の未然予防から対応・支援をすること、多様性を包摂していくために必要な能力の導入部分を体系的に学ぶことができるプログラムになっている。

 不登校児童生徒とは、30日以上連続して学校を休んだ児童生徒のうち、病気や経済的理由を除いたものを指す。2024年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(文部科学省)によると、不登校児童生徒数は約35万4000人と過去最高を記録しており社会問題となっている。全児童生徒数の約4%(約25人に1人)となるが、定義に当てはまらない休み方をしている児童生徒を含めると、さらに多くなっていることが予測される。

 文部科学省は2023年度より、不登校になっても誰一人取り残されない学びの保障を社会全体で実現していく「COCOLOプラン」という不登校対策をはじめている。この実施により、新規の不登校は減少しているが、総数としてはまだ増えている。

 国として不登校対策の「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」を2027年度までに300校設置する目標を掲げているが、2025年11月時点で設置されたのは59校となっている。

 「学びの多様化学校」の設置校の中で、最も多い5校を運営しているが星槎グループだ。星槎大学大学院で今回はじまる「学びの多様化支援士」履修証明プログラムは、星槎グループの学校法人で培われた実践的なノウハウをプログラムに組み入れ、すべての子どもを支えるための専門性や即戦力を育成していくという。

<学びの多様化支援士履修証明プログラム>
受講期間:2026年1月15日~6月14日
授業形式:オンデマンド授業、WEBライブ授業
受講料:300,000円(非課税)
募集人員:30名
出願資格:高等学校を卒業していること
申込:専用フォームから受付

参考:【星槎大学大学院】学びの多様化支援士履修証明プログラム
【文部科学省】学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧
【文部科学省】令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について(PDF)

星槎大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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