福岡女学院大学(福岡市南区)は2028年4月、初の理系学部となる「情報工学部(仮称)」の設置構想を発表した。「情報とつながる、わたしがひろがる。」をキーワードに、急速に変化する情報社会で成長できる女性の育成を目指す。入学定員は50名(予定)。
福岡女学院大学は1885年、米国人女性宣教師のジェニー・ギールが「日本の少女達が新しい生き方を見つける学校を」と設立した英和女学校が前身。現在は人文学部、人間関係学部、国際キャリア学部の3学部7学科を置いており、情報工学部(仮称)の新設によって新時代にふさわしい強みを獲得する。また、「理系だからこそ女子大」として、学びだけでなくリーダーシップの発揮や積極的な成長機会を自然に守り、女子学生がのびのびと学べる環境を提供する。
カリキュラム面では、AI・データサイエンス系、情報コミュニケーション系、情報基盤系、アルゴリズム・ソフトウェア工学系など社会で情報を活用するための基礎知識と技能を身につける。理論だけでなく身近な活用例を通じて学びの目的と必要性を理解させる構成とし、文系科目も履修可能。数学などの基礎科目はオンデマンド教材も活用し、個々の能力に応じたレベルとスピードで学習できるよう配慮する。
学習環境としては、企業や行政と連携した問題解決型のプロジェクトなどを通じて課題発見力、コミュニケーション力、協働力を養成し、充実したコンピューティング環境と計算基盤で学びを支える。
女子大学で「工学」が付く学部は、奈良女子大学 工学部(2022年度新設)、お茶の水女子大学 共創工学部(2024年度新設)、安田女子大学 理工学部(2025年度新設)に続き4例目。私立女子大学では2例目となる。
なお、情報工学部(仮称)と同じく2028年4月には、人文学部感性メディア学科(仮称)の開設も予定している。同学科はもともと2027年4月に開設を予定していたが、十分な準備を行うため1年延期を発表した。
