佐賀大学の2018年度推薦入試でタブレットを使って出題、解答する全国初のCBT入試が行われた。大学入試改革で次期学習指導要領が適用される2024年度以降の課題とされたCBT方式の試験を先取りした格好だ。

 対象となった学科と試験は、大学入試センター試験を課さない「推薦入試Ⅰ」のうち、理工学部の知能情報システム学科、機能物質化学科、機械システム工学科、電気電子工学科、都市工学科と、農学部の応用生物科学科、生物環境科学科、生命機能科学科。約60人が入試に挑んだ。

 受験生は配られたタブレットに受験番号と生年月日を入力し、動作を確認したあと、60分の試験時間で数学、英語、化学、物理、生物の5教科から出題される複数の問題に取り組んだ。解答は自動で採点され、採点内容は面接に活かされる。間違えた解答があった受験生には問題の解説と「学習する力」を試す類似問題がさらに出題された。

 佐賀大学は受験生の正確な学力を計るため、佐賀県内のシステム開発会社と共同でCBT方式のプログラム開発を進めていた。最初に入力するパスコ―ドにより、出題する問題を切り替える運用制御は特許出願しているという。2019年度入試からは英語や化学で音声、動画を用いた出題も計画している。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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