豊田工業大学(名古屋市天白区)は、開学以来、教育プログラムの一環として「初年次全寮制」を行ってきたが、新型コロナ禍で全寮制を休止。2024年度も引き続き希望入寮制としていたが、2025年度入学生より「初年次シェアハウス型入寮制」として再開する。

 初年次のみの学生寮は、全員に個室が準備され、建屋内で男女のエリアが分かれている。寮費は、「水道光熱費」「エアコン」「ネット」の使用料込みで月額2万円。なお、寮生活が難しい特別な事情がある方は、寮外からの通学も考慮するとのこと。

 豊田工業大学のほか、「初年次全寮制」を行っている大学は、公立大学では、長野県立大学(全学部対象)、芸術文化観光専門職大学(全学部対象)、福岡女子大学(全学部対象)などが、私立大学では、順天堂大学(医学部・スポーツ健康科学部対象)、昭和大学(全学部対象、2025年4月より昭和医科大学へ校名変更)、武蔵野大学(アントレプレナーシップ学部対象)、川崎医科大学(全学部対象)などがある。

参考:【豊田工業大学】【お知らせ】学部1年次の学生寮への「入寮制」について

大学ジャーナルオンライン編集部

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