京都府立大学は、2026年4月より公共政策学部を社会科学部に名称変更する。「すべての人の幸福=Well-Being」の実現を目指し、法学、政治学・政策学、経済学(公共政策学科)および、社会福祉学、社会学、教育学、心理学(福祉社会学科)の7つの専門領域において、公共的課題や生活課題の発見と解決に取り組む。また、大学院公共政策学研究科も社会科学研究科に名称変更する。

 同大学の名称変更後の社会科学部では、「社会科学データ分析」副専攻プログラムが新設される。データ分析の理論の理解と統計ソフトを使いこなすスキルの修得や、社会科学の本格的な研究に取り組める力の獲得を目指す。

 加えて、意欲ある学生に1年早く修士号取得できる「早期履修制度」を創設。3回生で大学院を受験し、4回生から大学院科目を履修でき、「4年+1年」で修士の学位が取得可能となる。

 「社会科学部」という名称の学部は、関東地区では早稲田大学が設置しているが、関西地区では設置する大学は初となる。

参考:【京都府立大学 公共政策学部】公共政策学部の学部名称変更について

大学ジャーナルオンライン編集部

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