2025年11月17日「一般社団法人日本マイクロクレデンシャル機構」が発足式を開催する。国内にマイクロクレデンシャルを普及することと共にアジア太平洋地区におけるマイクロクレデンシャルの国際連携を目指し、さらに公益性を高めた取組みを行う。
「マイクロクレデンシャル」とは、大学の「学位」など時間をかけて修得する認証(マクロクレデンシャル)ではなく、短期間に修得する特定の学修成果を記録したものを指す。明確に定義された基準に基づいて評価され、教育の質が保証され、複数のマイクロクレデンシャルを取得することで学位取得につなげることもできる。
UNESCOやOECD、EU諸国をはじめとした国際機関や政府はすでに「マイクロクレデンシャル」の重要性を認識し、標準化と認証の枠組みを推進している。アジア太平洋地域において具体的な取り組みが進められているが、日本においてはまだ始まったばかりで、学習成果の信頼性確保、国際的互換性の担保、社会的な認知度の向上といった諸課題の統合的な解決が求められている。
そこで、2023年8月に大学の国際化促進フォーラム、Japan Virtual Campus運営委員会、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)の3団体合同で「マイクロクレデンシャル共同WG」を発足し「一般社団法人日本マイクロクレデンシャル機構」を設立。国内におけるマイクロクレデンシャルの質保証・標準仕様の策定と外部認証制度の構築を推進するため、民間・教育界・学術界・産業界の関係者が連携する。
今後は日本国内におけるマイクロクレデンシャルの標準的な基盤を提供し、個人の学びの成果を社会に適切に接続しうるエコシステムの中核としての役割を担う。また、アジア太平洋地域における相互承認や国際的な互換性の確保に貢献し、日本の人材育成力・教育力のグローバルな信頼性向上にも寄与していく。「日本マイクロクレデンシャル機構」の発足により、学び続ける人材が尊重され、生涯に渡って多様な学びを実現できる仕組みの確立が期待される。
参考:【日本マイクロクレデンシャル機構】「一般社団法人日本マイクロクレデンシャル機構」発足式のご案内(プログラムのご案内)