Duolingo, Inc.は、海外の大学・大学院・短期大学・高等専門学校への留学を経験・検討している学生およびその保護者を対象に、留学準備における費用や不安要素に関する意識調査を実施した。有効回答数1,070名。

 調査によると、「実際に留学を検討する際に、不安や障壁と感じるものは何か?(複数回答可)」という質問の回答で最も多かったのは「治安・安全性」(54.4%)、次いで「費用」(51.7%)、「語学力不足」(42.3%)だった。特に世帯年収が低・中所得層では費用の不安が強い傾向にあり、年収が上がるにつれ「治安」や「情報不足」など、別の課題意識が増加。「安心して留学できる環境づくり」が依然として課題であることが分かった。

 留学準備の最初の壁となるのが、英語力証明試験で、受験回数は2回以上受けている人が66%にのぼり、既定点数を満たすために複数回受験する実態が明らかになった。試験費用は5万円以上の出費が41.1%、経済的な負担の大きさも浮き彫りとなった。また、結果が出るまで不安を感じた人は62%、会場が不便だったと感じた人は52.9%で、試験自体だけでなく、結果を待つ時間や試験会場へのアクセスも、留学準備の心理的負担につながっていることがわかった。

 試験に求める要素(複数回答可)では「信頼性・評価の高さ」が最多(37.8%)。次いで「試験費用の手ごろさ」(30.7%)、「会場の多さ」(28.1%)、「試験内容が公平・分かりやすいこと」(26.9%)が上位にランクイン。オンライン受験のニーズ(19.8%)や導入校の多さ(17.2%)も一定数存在することがわかった。

 留学準備費用は、出願料・試験料・渡航費などを含むと「30〜50万円未満」が最多(11.3%)。さらに「100万円以上」も1割(10.6%)を占め、経済的なハードルが大きく、留学に前向きでも、実際に踏み切れない背景として費用負担の大きさが影響していると見られる。

参考:【PR TIMES】【全国1,070人調査】留学準備の実態を可視化。最大の壁は「費用」と「治安」。

大学ジャーナルオンライン編集部

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