AIで学習可視化　鳴門教育大学がスマホアプリを開発

　鳴門教育大学によると、このアプリには学生個々の成績が自動的に記録されるほか、学生自身が日々の気づきを記入し、AIが過去のデータから随時、フィードバックする。学生が学びの状況をいつでも確認できるだけでなく、自身の変化に気づき、主体的な学修を後押しする。

　これに伴い、鳴門教育大学はセルフデザイン型学修を身に着けるための学校教育学部1年次の必修科目「学びのセルフデザイン」を開設しており、アプリと大学教員の双方が学生の学びに伴走する。

　鳴門教育大学は学校教育学部だけの国立大学。主体的に学び、創造的に実践する教員の養成を目指しており、2022年に設立された教員養成DX推進機構が中心になって学びのセルフデザインを支援するスマートフォンアプリの開発を進めていた。

参考：【鳴門教育大学】AIを活用した学修可視化スマホアプリ「セルデザ」を開発。2025年４月から本格運用を開始します。