求人情報サービスの日経HRと日本経済新聞社が企業の人事担当者から見た大学のイメージ調査を実施したところ、総合順位トップは2年連続で北海道大学となった。対人力で1位、行動力で2位、独創性で3位になるなど全項目で5位以内に入る高い評価を受けている。

 日経HRによると、調査は2月現在のジャスダックなど新興市場を含む全上場企業と一部有力未上場企業の4,850社を対象に2~3月に実施、人事担当者から採用した学生から見た大学のイメージを聞き取り、834社から有効回答を得た。

 総合順位2位は京都大学、3位は東北大学、4位は東京大学、5位は名古屋大学。以下、横浜国立大学、東京工業大学、神戸大学、早稲田大学、一橋大学と続いた。トップ10に入ったのは早稲田大学を除いてすべて国立大学で、上位5傑は難関の旧帝国大学が占めている。

 11位以下は大阪大学、九州大学、東京外国語大学、名古屋工業大学、京都工芸繊維大学、筑波大学、岡山大学、慶應義塾大学、千葉大学、桜美林大学。総合ランキングに入った157校の内訳は、国立大学56校、公立大学9校、私立大学92校となっている。

参考:【株式会社日経HR】企業の人事担当者から見た大学イメージ調査 『就職力ランキング』 総合1位は2年連続で北海道大学

北海道大学

産業界や地域との連携を強固に「北海道大学ならではの実学」が世界をリード

北海道大学の起源は、1876年に設立された札幌農学校に遡る。長い歴史の中で、「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」及び「実学の重視」という基本理念を掲げ、培ってきました。 この理念の下に国際的に通用する高度な学問的素養をもち、的確な判断力とリーダ[…]

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