埼玉工業大学(埼玉県深谷市)は深谷市の協力により、大学周辺の公道において、埼玉県内初となる自動車の自動運転に関する実証実験を行う。実験は、2017年12月1日~2018年3月31日まで。

 埼玉工業大学は、2016年に創立40周年を迎えた。その記念事業として、ものづくり研究センターを設立し、次世代自動車を開発するプロジェクトを立ち上げた。その中に自動運転研究会を発足させ、自動運転に関する研究開発を行っている。
 
 同プロジェクトでは2017年10月より、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムである「自動走行システム」の大規模実証実験を開始。国内外の大手自動車メーカーと共に、私立大学では埼玉工業大学だけが参加している。

 今回の実証実験の目的として埼玉工業大学は、エンジニアを目指す学生に、最先端技術の学びと貴重な経験の機会を提供したいとしている。また、深谷市で「自動運転関連産業」を育成し、市内外の企業や研究機関と連携しながら新たな移動サービスを市民に提案していくなど、まちづくりに貢献できる人材を輩出する狙いがある。
さらに、開発の技術課題として、夏から秋にかけて降水量が多い深谷市の自然環境に対応した、安全性の高い運転を支援する機能の実現も目指している。

 自動運転の実験車両は、トヨタプリウスの改造車。エンジンの始動・停止、シフトの切り替え、操舵、制動、駆動、およびその他周辺機器はコンピュータを介して操作することができる。実験では、車体の内部や上部に、実験内容に応じた様々な装置を法律の範囲内で取り付けて自動運転を行う。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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