2024年3月16日、昭和女子大学では、国際学部の「ダブル・ディグリー・プログラム」参加学生13名が昭和女子大学を卒業し、プログラムを修了し2大学の学位を取得した。ダブル・ディグリー取得者は2023年度9月修了者と合わせると20名、2017年からのべ93名になる。
「ダブル・ディグリー・プログラム」は昭和女子大学で3年間、海外の協定大学5校(上海交通大学・中国/ソウル女子大学校・韓国/淑明女子大学校・韓国/テンプル大学ジャパンキャンパス・アメリカ/2023年度からクイーンズランド大学・ 豪州)で2年間学ぶというもの。参加を希望する学生は、1年前期からプログラム用の授業を履修し、成績と語学力の基準を満たしたうえで、海外の協定大学へ留学する。留学中の授業料は昭和女子大学の学納金から充当するなど経済的支援もあり、多くの学生にグローバルな学びの環境を提供している。
このプログラムでは、単なる言語の修得にとどまらず、高度な語学力の運用能力を前提に現地の学生と同じ授業を履修し、文化や歴史、社会などの専門分野を学ぶ。また、現地の多様な人々と協働学習することにより将来、国際的な現場で活躍するために必要な精神力やコミュニケーション能力が鍛えられる。