一般社団法人NTDs Youthの会は、世界NTDの日・日本実行委員会の一員として「第二回顧みられない熱帯病(NTDs)コンテスト」を開催する。主に熱帯地域の貧困層を中心に現在も16億もの人々が感染のリスクにさられている顧みられない熱帯病(NTDs)について、コンテストを通じて日本に住む生徒・学生にNTDsに対する認識を深め、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを促進する。また、協賛・参画団体も募集している。
顧みられない熱帯病(NTDs)とは、世界保健機関(WHO)が定義する、リンパ系フィラリア症や住血吸虫症、デング熱など世界で16億人以上の人々に影響を与える21の熱帯感染症を中心とした疾患群。これらの疾患は特に低中所得国の貧しい地域に偏り分布し、人々の健康や生活に大きな影響を与えているが、理解や関心度が低く、治療薬の不足や、これらを取り巻く資金不足、人材不足の現状は知られていない。
そのため、NTDsについて広く理解や関心を高めてもらうことを目的に、持続可能な開発目標(SDGs)への関心が高いユース世代(中学から大学・大学院までの学生を対象)に、2023年、国内で初めてNTDsの学生コンテストを開催。合計35チーム/79名の応募があった。
第二回となる2024年も、A部門「わかりやすく伝える部門〜NTDsって知っている?〜」、B部門「日本ができることを考える部門〜NTDsを制圧するために〜」の2部門をテーマにコンテストを開催する。表彰式は、2025年1月30日(木)の「世界NTDの日」を予定している。また、コンテストに参画、協賛する団体も同時募集している。
<第二回 顧みられない熱帯病コンテスト>
応募対象:中学校、高等学校、大学(短期大学・大学院・放送大学を含む)、
高等専門学校、専修学校(高等専修学校・専門学校を含む)の教育機関
およびそれに準ずる機関に所属する日本在住の生徒・学生
募集部門:A部門 わかりやすく伝える部門 〜NTDsって知っている?〜
B部門 日本ができることを考える部門 〜NTDsを制圧するために〜
賞・副賞:最優秀賞 賞金10万円/チーム、U18特別賞 ギフトカード2万円/チーム、スポンサー賞(追加予定)
応募方法:10月中に公開予定