2024年12月6日、武庫川女子大学経営学部の学生と附属高校の生徒は、経済的困難下にあるひとり親世帯の女性に化粧品を寄贈する「コスメバンクプロジェクト」に参加し、プロジェクト参画企業の株式会社コーセーの社員とともに化粧品を袋詰めにし、メッセージを添えて2000セットを各家庭に送った。
「コスメバンクプロジェクト」は、一般社団法人バンクフォースマイルズが「女性と地球にスマイルを」をスローガンに2021年に立ち上げた活動で、コーセーなどプロジェクトの参画企業から余剰の化粧品や日用品などを募り、全国の支援協力団体を通じて、経済困難下にあるひとり親世帯に無償で提供している。2024年は全国約3万世帯に届けられた。
12月6日に武庫川女子大学公江記念館で行われた「コスメバンクプロジェクト」には、コーセーが講義を担当した経営学部の講義(産学教育連携論、企業に学ぶSDGs)や高大連携プロジェクトの学生、附属高校の生徒が参加した。学生と生徒はチームに分かれ、それぞれ、12種類の化粧品や日用品が入った段ボール箱を運び、一つひとつ袋詰めにし、学生たちが考えた「コスメで素敵な一日を始めよう」「明日も輝けるように」「あなたらしいキレイをつくろう」とメッセージが書かれたシールを貼ってギフトセットを仕上げた。完成したギフトセット(2000セット)は、社会福祉法人などプロジェクトの支援協力団体を通じて各家庭に届けられた。
プロジェクトに参加した学生は「コスメがいろんな人に届いたらうれしい。そう思いながら作業をしました。こんな素敵なプロジェクトに参加できてうれしかった」、「将来、コスメ関係の仕事をしたいので、プロジェクトに参加できてうれしかった」などと話した。
参考:【武庫川女子大学】経済的困難下にあるひとり親世帯の女性に化粧品を寄贈する「コスメバンクプロジェクト」に武庫川女子大学と附属高校の学生と生徒が参加しました。