大阪公立大学が大阪府市の進める森之宮再開発に合わせ、大阪市城東区で整備していた森之宮キャンパス1期工事が完成し、2025年9月24日に記念式典が開かれた。さらにキャンパス西側の1.5期開発整備を計画中だが、開発事業者の応募申込がなく公募は終了。引き続き、速やかな実現に向けて取り組んでいくとしている。
森之宮キャンパスはJR西日本、大阪メトロの森ノ宮駅に近い大阪市の下水処理場、ごみ焼却場などの跡地に整備している。うち、第1期では地上13階建て延べ約7万7,000平方メートルの施設が整備され、1年生全員と2年生の一部、文学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部食栄養学科の学生、教職員ら約6,000人が集まっている。
1.5期はその西側約4,200平方メートルにキャンパスを拡大、大学院情報学研究科やシンクタンクなどを置く計画。道路をはさんでさらに西側を再開発する大阪メトロと共同で開発事業者の公募を進めていたが、応募がなく、公募を打ち切った。大阪メトロは資材費や人件費などの高騰で企業が二の足を踏んだとみている。大阪公立大学と大阪メトロは再公募するか、随意契約に切り替えるかなど検討している。
森之宮再開発は大阪府市が森之宮を市東部の拠点とするために計画した。大阪公立大学が森之宮キャンパスを開発するとともに、大阪メトロが中央線の支線を森之宮キャンパス近くの車両工場内に新設、駅ビルやアリーナ、商業施設、空飛ぶクルマの発着場を整備する。
参考:【大阪公立大学】森之宮キャンパスを開設 ―記念式典・記念講演会を挙行―
【大阪メトロ】大阪城東部地区1.5期開発事業公募結果について
