2025年10月6日よりノーベル賞各賞の発表が行われ、生理学・医学賞に大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授の坂口志文氏が、化学賞に京都大学理事・副学長と高等研究院特別教授の北川進氏が選ばれた。

 坂口教授は滋賀県長浜市出身。京都大学医学部を卒業し、米スクリプス研究所免疫学部助教授、東京都老人総合研究所免疫病理部門長、京都大学再生医科学研究所長、大阪大学栄誉教授などを経て、2025年4月から現職。ノーベル生理学・医学賞では、過剰な免疫反応を抑える働きを持つ制御性T細胞を発見し、さまざまな自己免疫疾患の治療や免疫療法の効果拡大に道を開いたことが高く評価された。米システム生物学研究所のメアリー・E・ブランコウ博士、米ソノマ・バイオセラピューティクス社のフレッド・ラムズデル博士との共同受賞となる。

 北川教授は京都市出身。京都大学理学部を卒業後、近畿大学理工学部助手・助教授、東京都立大学教授を経て現在は京都大学高等研究院特別教授ならびに理事・副学長を務める。ノーベル化学賞では2025年、金属有機構造体(MOF)の開発と実用化への貢献が評価された。オーストラリア・メルボルン大学のリチャード・ロブソン教授と米カリフォルニア大学のオマー・ヤギー教授との共同受賞となる。

 授賞式は12月10日、スウェーデンのストックホルムで行われる。

参考:
【大阪大学】坂口志文先生 ノーベル生理学・医学賞受賞決定
【京都大学】北川進 理事・副学長、高等研究院特別教授がノーベル化学賞を受賞しました

大学ジャーナルオンライン編集部

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