東京都内の高等学校等での情報教育の向上を目的として設置された「東京都高等学校情報教育研究会」は、導入2年目となる令和8年1月に行われた大学入学共通テスト「情報Ⅰ」について、問題内容を分析・議論したコメントを発表した。

 全体として、令和8年度大学入学共通テスト「情報Ⅰ」の平均点は56.59点となり、前年比で約12点低下した。しかし、令和7年度は導入初年度という配慮からやや易しい内容であったのに対し、令和8年度の内容はむしろ本来の難易度であり、「過度に難しい」わけではないとしている。

 また、各設問について「分量(大問ごとに約15分を目安とする)」「難易度(教科書や学習指導要領の内容で十分に対応できるか)」「問題の質(高校生にとって適切か)」という3つの観点から、評価と所感を掲載している。

 最後に全体のまとめとして、メッセージ性のある良問が多く揃っており、「普段の授業にしっかりと取り組んでいる生徒が高得点を取ることができるように」という(出題側の)意図と合致していると評価した。同研究会は、今後とも「授業を大切にする」生徒が正当に評価されるテストとなるよう、強く要望している。

参考:【東京都高等学校情報教育研究会】「令和8年度大学入学共通テスト『情報I』に対するコメント」の公開について

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。