2027年度から男女共学化する武庫川女子大学(兵庫県西宮市)はAI開発のアジラの協力を受け、中央キャンパスでAI警備システムの実証実験に入る。期間は2026年9月から2027年2月までの半年間を予定。学内に設置された防犯カメラの映像をAIが解析し、異常をリアルタイムで検知する仕組みで、共学化後に地域に開かれたキャンパスとする狙いもある。

 実験に使用するAI警備システムはアジラが開発したもので、顔認証を用いず、映像上の異常行動をAIが発見する仕組み。暴力・破壊行為や不正侵入など迷惑行為だけでなく、体調不良によるふらつきや転倒など異変もリアルタイムで検知して警備員がすぐに駆け付ける。

 武庫川女子大学は大学施設の開放やデジタル技術を活用したスマートキャンパスの構築を計画している。異常行動とAIに認知された情報を蓄積し、映像を監視する警備員と学内を巡回する警備員のバランスを検討、地域に開かれた安全なキャンパスを目指す。

 同校はこれまで、キャンパスの入口に警備員を配置し、学生や外部来訪者の出入りを確認してきた。外部来訪者からは氏名や所属、訪問先、連絡先を聞き取り、その都度入構証を交付していた。

参考:【武庫川女子大学】武庫川女子大学が共学化に向け、AI警備システムの実証実験を9月から開始(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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