敬愛大学の副専攻「AI・データサイエンス」は、文部科学省が推進する数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)に認定された。千葉県内の大学では初めて。
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、適切に理解し活用する基礎的な能力を育成することを目的に、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励する制度。2021年6月30日に発表された第1回認定では11校が選定された(国立大学2、私立大学5、高等専門学校4)。
そのひとつ、敬愛大学の副専攻「AI・データサイエンス」は、所属する学部学科のカリキュラムを学ぶ主専攻に加え、もう1つの専門分野を学ぶことができる制度。修了要件を満たすと所定のプログラムを修めたことを大学が認証する「修了証明書」が授与される。全学部(経済学部、国際学部、教育学部) が対象で、今年で3年目となる。
入学前の学習経験を踏まえたカリキュラム・授業設計や、初学者向けのオリジナル動画教材「AI・DS(データサイエンス)へのいざない」の開発、大手IT企業との提携によるディープラーニングの活用事例の学習、 学習管理システムによる学習支援、Q&A対応などが特色。履修者からは、他学生への推奨度84.9%、学部学科の専門性との相乗効果86.8%と高い評価を得ている。
敬愛大学では、文系・理系の素養を問わず、幅広い学習者が必要な知識・スキルを習得する副専攻として、さらに多くの履修者を集め、主専攻がますます楽しくなる学びを目指す。