総務省は、2017年10月24日、第48回衆議院議員総選挙における、18歳・19歳の投票状況を発表した。
2017年10月22日に行われた投票において、総務省は、全国4万7,741投票区の中から、188投票区(47都道府県×4投票区)を抽出し、抽出された投票区について、今回の衆院選で初めて選挙権を得た18歳と19歳の投票率を調査した。調査対象となった18歳と19歳の有権者は1万2,327人。
調査の結果、投票率は18歳男性が49.70%、18歳女性が51.87%、19歳男性が32.10%、19歳女性が32.57%。年齢別の全体では18歳が50.74%、19歳が32.34%で、18歳に比べ19歳の投票率の低さが目立った。また、男女別では男性が41.07%、女性が41.97%と大きな差はなかった。いずれの場合も衆議院選挙全体の投票率53・68%を下回った。過去、2016年7月10日に行われた第24回参議院議員通常選挙においても、投票率は18歳が51.28%、19歳が42.30%で、いずれも全体の投票率54.70%を下回っていた。