麻布大学は、桐蔭学園高等学校および桐蔭学園中等教育学校と連携事業に関する協定を締結、2023年11月24日に締結式を実施した。

 文部科学省の2020年度「知識集約型社会を支える人材育成事業」において、全国の大学で唯一『出る杭を引き出す教育プログラム』に採択された麻布大学の「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」、通称「麻布出る杭」プログラム。高い専門性が求められる研究に1年次から参加するカリキュラムに加え、高大接続により高校生のうちから大学の教育・研究を先取りするシームレスな学びの環境を整え、ヒト・動物・環境の持続的健康社会の構築のために世界をリードできる人材の育成を目指している。

 今回の協定締結は、それぞれの教育内容の充実、学生及び生徒の資質向上を図り、社会に貢献する人材の育成に寄与することを目的としている。また、この締結を機に、麻布大学の「麻布出る杭」プログラムと、桐蔭学園高等学校及び桐蔭学園中等教育学校の「未来への扉(探究)」とコラボレーションを行い、連携及び協力をより深めていく。

 連携事業として、麻布大学から桐蔭学園高等学校および中等教育学校への講師派遣、麻布大学による各種活動への桐蔭学園高等学校および中等教育学校の生徒の受け入れのほか、教育活動への支援、教育についての情報交換および交流などを行う。

参考:【麻布大学】麻布大学と桐蔭学園高等学校・桐蔭学園中等教育学校が連携事業に関する協定を締結

麻布大学

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麻布大学のルーツは、明治23年(1890年)、與倉東隆によって東京の麻布(現 港区南麻布)に開設された「東京獣医講習所」にさかのぼります。1950年に麻布獣医科大学として開学、1980年に麻布大学に改称。麻布大学では建学の精神「学理の討究と誠実なる実践」のもと[…]

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