龍谷大学の瀬田キャンパス(滋賀県大津市)で整備していた教育研究用宿泊施設や学生らの共創を促す新施設が完成した。

 教育研究用宿泊施設「Rest Nest(レストネスト)」は、無印良品の家具や今治タオルのアメニティなどを採用し、カプセルベッド20床、シャワー設備、ラウンジなどを備え、深夜まで実験・実習や研究活動に取り組む学生がゆっくりと休息できるようにしている。学生や研究者はこれまで、研究室に寝泊まりすることが多かったが、宿泊施設の誕生でベッドに横になってくつろげるようになる。学生の教育研究成果が向上することが期待される。

 研究者や学生の共創を促す新施設である「Green Deck(グリーンデッキ)」と「Sky Deck(スカイデッキ)」は、瀬田キャンパスのシンボルである礼拝施設『樹心館』を中心に整備している。「Green Deck」は『樹心館』の横に多くの学生が集う場所として整備され、「Sky Deck」は2号館の中庭を改修し、樹木を囲むようにウッドデッキを配置している。学生が木漏れ日を浴びながら、交流できる場所になる。研究者や学生同士の交流や学びを深める場となり、共創により新たな価値の創造が期待される。

 瀬田キャンパスは、今後も、共創を実現するキャンパスとして地域の特性を生かした価値創造や社会変革を牽引する拠点を目指していく。

参考:【龍谷大学】瀬田キャンパスに共創を促す新施設『Green Deck』『Sky Deck』『Rest Nest』が誕生

大学ジャーナルオンライン編集部

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