「早稲田こどもフィールドサイエンス教室」を運営する株式会社早稲田大学アカデミックソリューションは、『早稲田こどもおうち!サイエンス教室-家庭でできる実験レシピ』(全29種類)を作成し、2020年3月13日から教室Webサイトで無料公開している。3月27日に新たに教材を追加した。

 早稲田こどもフィールドサイエンス教室は、早稲田大学の露木和男教授が総合監修を務める野外型の理科教室。都内の集合場所から関東近辺のフィールドに出かけ、さまざまなアクティビティを行っている。

 このたび、新型コロナウイルスの影響で長期間自宅で過ごす子どもや、その家族が自宅でも楽しめる体験を届けようと、場所を「おうち(家庭)」の中に移し、特別な材料や危険な道具をできるだけ使わず、簡単に実践できる実験レシピを29種類紹介する。

 実験レシピは「用意するもの」「実験の手順」「考えるヒント」で構成されており、年長児から小学5年生まで、対応する学年ごとに4つの推奨クラスを設けている。教材はホームページから無料ダウンロードして利用する。教材は完成したところから順次公開していく。

 早稲田こどもフィールドサイエンス教室は今回の無料公開にあたり、「たくさんのこどもたちに突然訪れたこの時間をつかって、おうちの中でも出会える、好奇心を揺さぶられる体験、ふしぎだな、おもしろいなと思う時間をつくるお手伝いができればと思います。サイエンスのふしぎに、じっくり向き合う・自分の目でたしかめる・発見して感動する、そういった機会にしていければ」とコメントしている。

 参考:【株式会社早稲田大学アカデミックソリューション】3/27追加【無料DL】家庭でできる実験レシピのご提供_新型コロナによる休校対応

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早稲田大学は、「学問の独立・学問の活用・模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づき、答えのない課題に挑む礎となる力を全学生が磨ける比類ない環境を整備。揺るぎない国際競争力を備えた世界トップクラスの大学「世界で輝くWASEDA」をめざし、「研究の早稲田」「教育の[…]

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