香川大学は南アジアのバングラデシュでICT(情報通信技術)を活用した防犯教育について国際協力機構(JICA)四国センター(香川県高松市)と草の根技術協力の事業契約を結んだ。2029年2月までの間、首都ダッカのスラムを中心に防犯や犯罪・非行防止の取り組みを進める。
香川大学によると、この事業は香川大学教育学部の大久保智生教授が蓄積してきた防犯教育、ICT活用の知見を基に展開する。現地のダッカ大学と連携し、防犯アプリや教育教材の現地化、大学生ボランティアの育成、子どもや女性、自警団を対象とするICT活用の防犯教育を展開、スラムの防犯意識向上や犯罪・非行防止を図る。
バングラデシュは急速な経済成長でダッカの都市化が急激に進む一方、スラムの治安悪化で防犯対策が課題に浮上してきた。JICAは草の根技術協力事業で課題解決を目指し、防犯教育で多くの知見を持つ香川大学に協力を求めた。
バングラデシュで実施した活動の成果は日本へ持ち帰り、防犯教育の高度化に役立てる。各地の防犯パトロール隊などと連携し、防犯面の課題解決に充てる。
参考:【香川大学】香川大学の知見を活かし、バングラデシュで防犯教育 ~JICA四国と連携、ICTを活用した安全なまちづくりを海外で支援~
