昭和女子大学の女性文化研究所は、紀要50号刊行記念として、シンポジウム「これからの女子大学と女性・ジェンダー研究」を2022年7月31日にオンラインで開催。日本におけるジェンダー研究の課題と女子大学のあり方などを討議する。

 
 昭和女子大学女性文化研究所は1986年5月、昭和女子大学創立65周年を記念して設立された。女性文化に関する総合研究機関として、昭和女子大学大学院諸研究科および大学諸学科の女性文化研究を促進し、あわせて内外にわたる女性文化の創造と発展に寄与することを目的に研究活動を行っている。

 シンポジウムでは、日本におけるジェンダー研究と女子大学のあり方に関して、3つの課題を提起し講演を行う。最初の課題は、昭和女子大学の坂東眞理子理事長・総長による「これからの女子大学のあり方 – 研究・活動に期待すること(社会人教育における役割、男性への働きかけ等)」。次に八代尚宏特命教授による「これからの女子大学、研究、研究所、社会政策のあり方」。三つ目は、都立大学の江原由美子名誉教授による「日本におけるジェンダー研究の動向を踏まえて、今後の女子大学、ジェンダー研究への期待・課題等」となっている。

 講演後は、女性文化研究所の北本佳子副所長がコーディネーターを務め、パネルディスカッションを開催。昭和女子大学の3つの研究機関、女性文化研究所、現代教育研究所、国際文化研究所の各所長による討議のほか、3人の課題提起者を交えた討議、昭和女子大学大学院生等から提言を行う。

 シンポジウム「これからの女子大学と女性・ジェンダー研究」は、2022年7月31日(日)にオンラインで開催。開催時間は16時~18時。参加無料。参加申し込みは昭和女子大学HPから専用フォームで申し込む。申込締め切りは7月28日(木)17時。

参考:【昭和女子大学】女性文化研究所「これからの女子大学と女性・ジェンダー研究」シンポジウム 7/31(日)開催 

 

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